はじめに
データの持ち運びやバックアップに便利なポータブルSSD。サムスンやSanDiskなどが人気ですが、Amazonではそれ以外にも高評価の隠れた高速外付けSSDが多数販売されています。
今回は2025年3月時点で平均★4以上を獲得しているポータブルSSD 5製品を紹介します。転送速度や耐久性、特徴的な機能に注目し、自分にぴったりの外付けストレージを見つけましょう。
Kingston XS2000

価格帯:
約1万2千円/1TB
製品概要:
Kingston(キングストン)のXS2000は、USB3.2 Gen2x2対応で最大読み書き2,000MB/秒の超高速ポータブルSSDです。
小型軽量(約29g・指先サイズ)ながら優れたパフォーマンスを発揮し、防水防塵規格IP55にも対応。
付属のラバーケースを装着すれば耐衝撃性も向上し、持ち運びも安心です。
強み:
圧倒的な高速転送が最大の魅力です。「大容量ファイルも一瞬でコピーできる」「内蔵SSD並みのスピード」と、その転送速度に驚くユーザーが多いです。
超小型でポケットに収まるサイズ感も好評で、ケーブルと一緒に持ち歩いても荷物になりません。
耐久面でも信頼でき、「多少雑に扱っても壊れないタフさ」が評価されています。
弱み:
Gen2x2対応の恩恵を受けるには対応ポートが必要で、古いPCでは性能をフルに発揮できません。
また発熱はそれなりにあり、長時間の連続書き込み時にはケースが少し熱くなるとの指摘があります。
ただし通常のバックアップ用途では大きな問題はなく、「熱くはなるが速度低下は感じない」との声がほとんどです。
レビュー:
「信じられないほど小さくて速い」「仕事用データの持ち運びに最適」と評判で、高評価を得ています。
Sabrent Rocket XTRM-Q

価格帯:
約2万5千円/1TB
製品概要:
Sabrent(サブレント)はコストパフォーマンスに優れた米国ブランドで、Rocket XTRM-QはThunderbolt3/USB3.2両対応のユニークなポータブルSSDです。
Thunderbolt3接続時には最大読み書き2,700MB/秒、USB接続でも最大900MB/秒の高速性を実現。
アルミ削り出し筐体で放熱性に優れ、サイズも名刺程度とコンパクトです。
強み:
Thunderbolt接続時の圧巻の速度が光ります。対応PCでは「内蔵NVMe並みの爆速」と絶賛され、4K動画素材の編集もストレスフリーと好評です。
USBでもしっかり高速なため汎用性が高く、MacとWindows間で利用できる点も評価されています。
高級感あるメタルボディで放熱と耐久性に優れ、「発熱はするが性能は安定している」と安心感も持たれています。
弱み:
Thunderbolt3接続時に真価を発揮するため、その環境がない場合は宝の持ち腐れになります。
また価格も高めです。付属ケーブルが短いとの指摘もあり、用途によっては別途長いThunderboltケーブルが必要かもしれません。
それでも「他に代えがたい性能」としてプロユーザーから支持される製品です。
レビュー:
「圧倒的なスピード」「Macの外付けSSDとして最高」と、その性能に見合った高評価が並んでいます。
Lexar SL660 BLAZE

価格帯:
約2万円/1TB
製品概要:
Lexar(レキサー)のSL660 BLAZEは、USB3.2 Gen2x2対応で最大2,000MB/秒の転送に対応するゲーミング向けポータブルSSDです。
斬新なRGBライティングを搭載し、使用中にカラフルに光るギミックが特徴。
高耐久のアルミボディで、暗号化ソフトウェアによるデータ保護機能も備えています。
強み:
速度とデザイン性を両立したモデルとして人気です。
転送速度は公称通り非常に高速で、「ゲームのロード時間が明らかに短縮した」とゲーマーから好評。
RGBライトが光る演出も「所有欲が満たされる」と評価されています。
頑丈なメタル筐体で放熱も良好、付属のスタンドでデスクに飾れるなど、使って楽しいSSDです。
弱み:
RGBライトは好みが分かれるポイントで、「派手すぎる」という人もいますが、設定で消灯も可能です。
またGen2x2対応ながらUSB4やThunderboltには非対応で、それらの最新規格との組み合わせでは速度が頭打ちになります。
価格も同容量の汎用モデルより高めですが、デザイン料込みと考えれば納得との声が多いです。
レビュー:
「速くてカッコいい」「ゲーム用ストレージに最適」と、機能と見た目の両面で満足というレビューが目立ちます。
Transcend ESD370C

価格帯:
約1万5千円/1TB
製品概要:
Transcend(トランセンド)のESD370Cは、USB3.1 Gen2対応で最大1,050MB/秒の転送速度を実現するポータブルSSDです。
シリコンラバーで覆われた耐衝撃ボディが特徴で、MIL-STD-810G準拠の落下耐性を備えます。
手のひらサイズながら放熱システムも最適化され、安定したパフォーマンスを発揮します。
強み:
信頼性と堅牢性で定評があります。
「うっかり落としても平気だった」「カバンに入れて持ち運んでも傷一つない」と、そのタフさに安心するユーザーが多いです。
スピードもGen2対応で日常利用には十分高速、「動画編集もサクサクできる」と性能面でも満足度が高いです。
大手メーカーTranscend製という点も安心感があり、保証やサポート面でも信頼されています。
弱み:
最先端のGen2x2対応製品などに比べると速度は半分程度ですが、実用上大きな不満は出ません。
またデザインは実用一点張りで地味との声もあります。しかし堅牢性を重視するユーザーにはむしろ余計な装飾がなく好印象のようです。
総合的に見て「尖った特徴はないが欠点もない」堅実なSSDとして高評価です。
レビュー:
「安心して使える」「速度も十分で耐久性が高い」と、信頼性に対する称賛のレビューが多く寄せられています。
LaCie Rugged SSD

価格帯:
約3万円/1TB
製品概要:
LaCie(ラシー)のRugged SSDは、クリエイター御用達の頑丈なポータブルSSDです。
Thunderbolt3およびUSB3.1 Gen2に対応し、Thunderbolt接続時に最大2,800MB/秒もの超高速転送が可能(USB接続時最大1,050MB/秒)。
オレンジ色のラバーバンパーに覆われたアイコニックなデザインで、IP67等級の防水防塵と3mの耐落下衝撃性能を備え、過酷な現場でも安心して使えます。
強み:
プロ仕様の高耐久・高速モデルとして信頼されています。
Thunderbolt接続で内蔵SSDに匹敵するスピードは「大量のRAW写真データも一瞬で転送できる」と絶賛。
何より堅牢な作りが評価されており、「雨天ロケでも壊れずデータを守ってくれた」「現場で多少乱暴に扱っても平気」とプロカメラマンから厚い信頼を得ています。
独特のデザインも目立ちやすく紛失しにくいと好評です。
弱み:
非常に高性能な反面、価格も高く1TBモデルで3万円前後と高額です。また他社と比べサイズがやや大きめで重量もあります。
一般ユーザーが普段使いするにはオーバースペックかもしれません。それでも「大切なデータを預ける安心感が違う」と、価格に見合う価値があるとの評価が多いです。
レビュー:
「速度も耐久性もトップクラス」「これ以上信頼できる外付けはない」と、プロフェッショナルから高評価を集めています。
まとめ
以上、隠れたおすすめポータブルSSD5選を紹介しました。
とにかく高速重視ならKingston XS2000やSabrent XTRM-Q、デザイン性と速さの両立ならLexar SL660、堅牢性ならTranscend ESD370C、プロ仕様の信頼性ならLaCie Rugged SSDがおすすめです。
用途や予算に応じて最適なSSDを選び、大切なデータを快適に持ち運びましょう。
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